W.A.S.P. | ja

W.A.S.P. （ワスプ）は 1984年にデビューしたアメリカ合衆国のヘヴィメタルバンド。ブラッキー・ローレスを中心にロサンゼルスで結成され、ポップでキャッチーなロックンロールと残虐なパフォーマンスで人気を博した。 　 ブラッキーが股間にノコギリをつけたファッションで、血糊を飲むなどの過激なパフォーマンスを展開。 クリスは股間を掻き毟り（毛虱だったとは本人の談）、ランディはコスチュームの背中から煙を噴出していた。 『Kill Fuck Die』に伴うツアーでは、豚（もちろん模型）を殺すという残虐なショウも行われたが、来日公演では神戸連続児童殺傷事件の直後だったため自粛した。 　 同じく過激なパフォーマンスで有名なマリリン・マンソンも影響を公言している。 『Dying For The World』を発表した際、ブラッキー・ローレスは湾岸戦争に参加した兵士からもらったファンレターに激しく感動し、「彼らに新しいものを提供せねばならない」と述べていた。 ファンレターの内容は、兵士が戦車で突撃する際に、とても怖かったので「Animal」や「Wild Child」を大音響で戦車のスピーカーから流したというものだった。 　 　 このエピソードにおける反応や、バラク・オバマ大統領をヒトラー呼ばわりしていることから、ブラッキーはそのイメージとは異なり、極めて保守的な人間だと思われる。 　 　 メンバー ブラッキー・ローレス(Vo.g /1982-） ダグ・ブレアー（g /1992, 2001, 2006-) マイク・デューダ（b /1997-） マイク・デュプキー（Dr /2006-） ディスコグラフィー オリジナル・アルバム W.A.S.P.（1984年） The Last Command（1985年） Inside The Electric Circus（1986年） The Headless Children（1989年） The Crimson Idol（1992年） Still Not Black Enough（1995年） Kill Fuck Die（1997年） Helldorado（1999年） Unholy Terror（2001年） Dying For The World（2002年） The Neon God: Part 1 - The Rise（2004年） The Neon God, Part 2 - The Demise（2004年） Dominator（2007年） Babylon（2009年） ライヴ・アルバム Live...In The Raw（1987年） Double Live Assassins（1998年） The Sting（2000年） .