The Temptations | ja

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テンプテーションズ(The Temptations)はアメリカのコーラス・グループ。1960年代に「マイ・ガール」等のヒット曲を出した、モータウンを代表するグループの一つ。1989年にロックの殿堂入りを果たした。


1961年にモータウンからデビュー。当時のメンバーはオーティス・ウィリアムス、メルヴィン・フランクリン、エディ・ケンドリックス、ポール・ウィリアムス、エルブリッジ・ブライアントの5人。しばらくはヒットに恵まれなかった。
1964年、エルブリッジの後任としてデヴィッド・ラフィンが加入、いわゆる黄金時代となる。スモーキー・ロビンソンとロナルド・ホワイトが作り、デヴィッドがリード・ヴォーカルを担当した「マイ・ガール」が、全米チャート1位に輝いた。その後もヒット曲を量産。
1968年にデヴィッドが脱退し、デニス・エドワーズが加入。アルバム『クラウド・ナイン』(1969年)は、ファンクを意識した音作りと社会派の歌詞を取り入れた意欲作となった。1971年には「ジャスト・マイ・イマジネイション」が全米1位となる。
デビュー当時からのメンバーだったエディとポールが脱退するが、デーモン・ハリスとリチャード・ストリートを加えた新体制で、1972年に「パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン」を全米1位に送り込む。なお、ポールは1973年に死去。
1970年代後半にアトランティックに移籍するが、1980年代にはモータウンに戻る。
その後もメンバー・チェンジを繰り返し、1995年には、デビュー当時からのメンバーはオーティス一人となってしまうが、現在もテンプテーションズの名前は引き継がれている。
2013年のグラミー賞で功労賞を受けた。


マイ・ガール(My Girl) - 1964年発表、グループにとって初の全米1位を獲得。オーティス・レディング、ローリング・ストーンズ、ママス&パパスがカヴァー。後年、映画『マイ・ガール』の主題歌になり、リバイバル・ヒットした。また、日本では1983年にサントリーオールドのCMに使われた他、2007年にフジテレビ系ドラマ『花嫁とパパ』でも、加藤ミリヤとCOLORによるカヴァー・ヴァージョンが使われた。
エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ(Ain't Too Proud To Beg) - 1966年発表、全米13位。ローリング・ストーンズがカヴァー。
アイム・ルージング・ユー((I Know)I'm Losing You) - 1966年発表、全米8位。
雨に願いを(I Wish It Would Rain) - 1967年発表、全米4位。ロッド・スチュワート&フェイセズがライヴで取り上げた。
クラウド・ナイン(Cloud Nine) - 1968年発表、全米6位。映画『永遠のモータウン』では、ファンク・ブラザーズとミシェル・ンデゲオチェロが、この曲を共演。
ボール・オブ・コンフュージョン(Ball Of Confusion(That's What The World Is Today)) - 1970年発表、全米3位。デュラン・デュランやプレイング・マンティスがカヴァー。
ジャスト・マイ・イマジネーション(Just My Imagination) - 1971年発表、全米1位。ローリング・ストーンズがカヴァー。
パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン(Papa Was A Rollin' Stone) - 1972年発表、全米1位。
ハッピー・ピープル(Happy People) - 1975年発表。フォーリーブスがカヴァー。
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